【一棟不動産売却】一棟不動産を高く売る方法、コツ【ノウハウ】
こんにちは、ケイスケです。
直近の7日間のebayだけの売上が270万円を超え、取引数も660件と右肩上がりです。
ホリデー商戦の影響もそろそろ受ける思うので、上げ続けるよう頑張ります。
今日の不動産の話は、一棟不動産を高く売る方法を解説します。
中々、一棟不動産を持っている人は少ないと思います。
ですが、不動産屋の裏側の思考についても書きますのでよかったら見てください。
【この記事の登場人物】
A=個人投資家1
B=投資不動産買取業者(法人)
C=個人投資家2
不動産屋=仲介業者
一棟不動産を高く売るの方法
結論から言うと、AtoCの関係で売却を進めてください。
不動産全般に言えますが、基本的に個人から個人への販売が一番高く売れます。
ただし、一棟不動産の場合はグロスがはるので中々個人に売るのは難しいと思われがち。
案外、普通に1億ぐらいだったら普通に個人に売れます。
しかし、不動産屋は販売が難しいと思わせて、AtoBの関係で商談を進めてきます。
ここが落とし穴です。
AtoCだと一億で売れていた物件が、AtoBだと7500万円で買い叩かれてしまいます。
2500万円の差額は大きいですよね。
なぜ、不動産屋はAtoBでクロージングしてくるのか?
理由は、主に2つだと思います。
①不動産屋はBに売ることによって再度Bから当該不動産の再販売依頼をもらえる事が多いから
②契約までのスピードが速いから
①を解説
Bは転売屋なので、Bは不動産屋に再販売依頼を掛けます。(暗黙のルール)
不動産屋は、AtoB→BtoCの2回の取引に関われるという事です。
■AtoBの売買(物件7500万円の場合)
7500万円×3%+6万円=231万円(税抜)
売主買主の双方から報酬は貰えるので、合計462万円が報酬です。
■BtoCの売買 (再販価格1億の場合)
1億×3%+6万円=306万円(税抜)
売主買主の双方から報酬は貰えるので、合計612万円のが報酬です。
これでいくと、一つの物件で不動産屋が得る報酬は1074万円(税抜)です。
こんな取引が日常茶飯事でおきています。
僕もこのようなスキームに落とし込む営業をしていて美味しい思いをした一人です。
これって、Aだけがマイナス2500万円を被るスキームですね。
②を解説
不動産営業マンは毎月の仲介利益目標に苦しみながら仕事しています。
僕も、月内月内と言われながら仕事をしていました。
月内契約を実行しようと思うと、契約までに買主が銀行からローンの内諾を取り付ける必要があります。
しかし、個人投資家は銀行からローンの内諾を取ろうとすると約2週間以上かかるので、月内契約ができない可能性が高いです。
B(投資不動産買取業者)の場合は資金が現金で確保させているので、ローン審査を待つ必要がないです。
仮に月末に契約の話が持ち上がっても、ローン審査期間がない為、月内契約に落とし込めます。
なので、不動産屋はBに売ろうとクロージングしてくる訳です。
どうやって、不動産屋はAtoBでクロージングしてくるのか?
大抵は下記条件の提示をしてクロージングしてきます 。
・瑕疵担保責任免責
・法人なので、資金アウトの心配がない(ローン特約なし)
これって全て論破できます。
■ 瑕疵担保責任免責
AtoCで販売するときに初めから瑕疵担保責任は負いませんと宣言しておけば法律的に問題ありません。
現に、瑕疵担保責任免責物件でも個人投資家は買いますので。
■法人なので、資金アウトの心配がない(ローン特約なし)
確かに個人投資家の場合、事前ローン審査が通っているのに、本審査が通らないケースはあります。
しかし、極めて可能性が低いです。
極めて可能性が低いことで、2500万円を失っても良いですか?
僕なら2500万円高く売りたいので、最悪ローンアウトになっても良いので、AtoCで売却を進めます。
とこんな感じです
今回の記事の内容が、全ての一棟不動産に当てはまる訳ではありません。
ただ、大抵の一棟不動産はこのように売却されていきます。
もし、一棟不動産をお持ちでアドバイスが欲しいという方は、不動産業者の裏側の思考までお伝えしてアドバイスしますので気軽にTwitterからご相談ください。
別に一棟不動産でなくても、質問があればTwitterからどうぞ。
空いた時間に回答します。